オートアート製の精密なダイキャストモデルです。 1974年 ワトキンスグレン6時間耐久レースで総合2位、クラス優勝を飾ったマシンになります。 ドライバーはヘルベルト・ミューラー/ジィズ・ヴァン・レネップ組。 ポルシェにとって単に過給機付きモデルを指すだけでなく、特別な意味を持つ「Turbo」のバッジ。 その起源とも言える記念碑的マシンがこの「911 カレラRSRターボ」です。 それまで911に搭載されていた3L NAエンジンは既に性能的にも頭打ちであり、更なるパフォーマンスの向上が求められておりました。 そこでアメリカのカンナムシリーズに先行投入されていたターボ技術を911にもフィードバック。 2.1Lにダウンサイジングされた水平対向6気筒エンジンにKKK製のシングルターボをインストール。 500馬力を超える強大なパワーを受け止めるため、17Jの超ワイドタイヤ、それを覆うため極端に拡大されたフェンダー、翼のように大きなリアウイング を装着。 その迫力のルックスは当時子供達の心を鷲掴みにし、様々なラジコン、プラモデルが発売されました。 ポルシェターボといえばこのマシンを思い出される方が多いのも頷けます。 モデルは全盛期オートアートのミレニアムラインからリリースされたものになります。 人気のマシンですので色んなメーカーからリリースされておりますが、量産ダイキャストモデルとしてはこのオートアートが決定版になるかと。 前後パネルの着脱、ドア開閉が可能となっており、裏側まで精密に再現されたターボエンジンのディテールをお楽しみ頂けます。 フロントのタンク類、配線、コクピットも実車そのままの再現度ですね。 かなり昔に発売されたものですが、外箱含め状態はとても良いと思います。 ボディはセラミックコンパウンドで研ぎ出しののち、実車用ポリマーコーティングを施工しております。 ※当ショップオリジナルの施工証明書が付属致します。